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自転車キャンプでおすすめのテント6選! テント泊ツーリングの方法まで解説!

dod (2)サイクリング×キャンプ

これから自転車キャンプを始める場合、一番悩むキャンプ道具が「テント」の方は多いのではないでしょうか。

キャンプの経験があるならまだしも、特にキャンプ自体が初めての場合、何を基準に選べばいいのか気になりますよね。

この記事では、自転車キャンプでおすすめの軽量×コンパクト×快適を重視したおすすめテントを紹介します。

ロードバイクやクロスバイクの自転車ツーリングでテントを運ぶ方法も解説するので、ぜひ参考にしてみてください!

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自転車キャンプのテント選びは「軽量×コンパクト×快適」

キャンプ

自転車キャンプで重要なポイントが、「軽量」「コンパクト」「快適」です。

  • 軽量:重さは最低3.0kg以下のテントを選ぶ(理想は1.0kg前後)
  • コンパクト:収納サイズは横幅50cm以下のテントを選ぶ
  • 快適:タープがなくても日除け・雨避けできるテントを選ぶ(=前室がある)

ポイント①軽量:重さは最低3.0kg以下のテントを選ぶ(理想は1.0kg前後)

自転車ツーリングでは、極力、身体に負担をかけないことが重要です。

自転車キャンプで重視する楽しみ方にもよりますが、自転車ツーリングで50km~100kmの中・長距離を走る場合や標高の高いキャンプ場に行く場合などは、特に1.0kg前後のテントが理想です。

3.0kgが限界重量だと考えておくことをおすすめします。

ポイント②コンパクト:収納サイズは横幅50cm以下のテントを選ぶ

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重さの次に重要なのが、収納サイズです。自転車でテントを運ぶ場合は、自転車に積載するか、サドルバッグにパッキングする方法が考えられます。

あまりにサイズが大きいと、持ち運びに苦労するため、どんなに大きくても横幅50cm以下で収納できるテントを選びましょう。

ポイント③快適:タープがなくても日除け・雨避けできるテントを選ぶ(=前室がある)

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テントに前室があるかどうかチェックしましょう。前室とは、テントの寝室外に作られるスペースのことです。

前室が広いとタープ代わりにすることができます。自転車ツーリングでテントとタープを持ち運ぶとなると、さらに重量が増すため、かなり身体に負担がかかります。できれば、タープは持たずにテントだけで済ませたいところです。

そのため、タープがなくても日除けができるか、雨を凌ぐことができるか、前室の有無に注意しましょう。

氷川キャンプ場 (3)

また、その他にも以下のような点に気をつけるとベストです。

・テントの中で食事ができるスペースはあるか
・バッグや道具、靴などがテント内に収納できるか
・テントサイズに対応しているグラウンドシートがあるか

 

自転車ソロキャンプでおすすめ!軽量×コンパクト重視のテント3選

ソロで自転車キャンプツーリングに行く場合は、軽量×コンパクトを重視して、重さ1.0kg前後のテントを選びましょう。

Naturehike(ネイチャーハイク)│Cycling Backpack Tentシリーズ(1.65kg)

Naturehike_Cycling Backpack Tentシリーズ
Naturehike(ネイチャーハイク)│Cycling Backpack Tentシリーズ

Naturehike(ネイチャーハイク)の最大の魅力は、コスパの良さです。

特にCycling Backpack Tentシリーズ1人用テントは、①防風防水性 ②安定性&耐久性 ③防虫換気 ④軽量&オールシーズン可 ⑤組み立て簡単 が特徴です。

コンパクトながら前室もついており、フロア面積1.94㎡であることから、比較的快適に過ごすことができます。

重量1.65kg(総重量)
タイプ自立式│1人用
前室あり
使用サイズ40x12x12cm
収納サイズ205cm(長さ)x156cm(幅)x110cm(高さ)/Φ15cm*40cm
価格11,900円(税込)

\Naturehike(ネイチャーハイク)のCycling Backpack Tentシリーズはこちら/

テンマクデザイン│パンダ ライト(1.94kg)

テンマクデザイン_パンダライト
テンマクデザイン│パンダ ライト

キャンプ初心者でも1つのポールで簡単・きれいに設営できるでワンポールテント。居住空間に高さを出して快適に過ごしたい方におすすめのタイプです。

特にパンダライトは、前室もついているワンポールテントでありながら、総重量2.0kg以下を切っていることが最大の特徴です。

前室が広いため、自転車をテントの中に収納できることも嬉しいポイントです。

重量1.94kg(総重量)
タイプ非自立式(ワンポールテント)│1人用
前室あり
使用サイズフライシート:240×240×150(H)cm
インナーシート:220×100×135(H)cm
収納サイズΦ14×43cm
価格25,080円(税込)

\テンマクデザインのパンダ ライトはこちら/

muraco(ムラコ)│ Rapide X1 1P(1.35kg)

Muraco(ムラコ)_Rapide X1 1P
Muraco(ムラコ)│ Rapide X1 1P

埼玉の金属加工会社から生まれた人気アウトドアブランドの(muraco)ムラコが出している山岳用のテントです。

居住性と耐風性のバランスに優れたテント構造が特徴で、インナーやフライシート、ペグなども含めた総重量も1.35kgと軽量です。

シックなモノトーンのグレーカラーのため、シンプルさを求めている方におすすめです。

重量1.35kg(総重量)
タイプ自立式│1人用
前室あり
使用サイズW190×D220×H110cm
収納サイズ49×D16×H17cm
価格47,300円(税込)

\Muraco(ムラコ)のRapide X1 1Pはこちら/

自転車2人キャンプでおすすめ!快適性重視のテント3選

ソロキャンプではなく、2人でキャンプに行くケースもあると思います。2人とも自転車で行く場合や、どちらか1人が自転車でもう1人が電車で行く場合もあるでしょう。

2人でキャンプに行く場合のメリットは、持ち運ぶキャンプ道具を分散できることです。

そのため、2人でキャンプをする場合の自転車キャンプでは、快適性を重視したテントを選ぶと良いでしょう。

十分なスペースが確保できる横幅の目安は200cm前後です。重量は3.0kg以下におさえましょう。

DOD(ディーオーディー)│ワンポールテントS(3.1kg)

DODワンポールテントS
DOD(ディーオーディー)│ワンポールテントS

キャンプギアがおしゃれでコスパが良いと話題のDOD(ディーオーディー)。特に、キャンプ初心者でも簡単に設営できる「ワンポールテント」はDODの代名詞です。

重さは自転車キャンプではあまりおすすめできない総重量3.1kgのテントですが、価格が1万円弱とリーズナブルで、3人まで収容可能なため、複数人で行くグループキャンプにはおすすめです。

DODの中で他にバイク乗り向けのライダーズワンポールテントもありますが、ワンポールテントSの方が、居住空間も広く快適に過ごすことができます。

また、DODの軽量タープと組み合わせると、さらに快適さが増します。

重量3.1kg(総重量)
タイプ非自立式(ワンポールテント)│1~3人用
前室ソロなら可
使用サイズサイズ:(約)W320×D270×H170cm
インナーサイズ:(約)W270×D230×H170cm
収納サイズW52×D14×H14cm
価格11,000円(税込)

\DOD(ディーオーディー)のワンポールテントSはこちら/

 

 

mont-bell(モンベル)│ クロノスドーム 2型(2.43kg)

mont-bell_クロノスドーム 2型
mont-bell(モンベル)│ クロノスドーム 2型

登山から自転車ツーリングなど様々な用途で人気のmont-bell(モンベル)。

長さ230cmと広々した居住空間があるため、大人2人が入ることができる広さです。前室のスペースにより、テント内で過ごす際の開放感があります。

また、モンベルのミニタープHXを組み合わせれば、広々としたリビングスペースも確保することができます。

重量2.43kg(総重量)
タイプ自立式│1~2人用
前室あり
使用サイズ長さ約230cm×幅130cm×高さ105cm
収納サイズ約17cm×17cm×35cm
価格28,900円(税込)

\mont-bell(モンベル)のクロノスドーム 2型はこちら/

ARAI TENT(アライテント) │エアライズ2(1.55kg)

ARAI TENT_エアライズ 2(2人用)
ARAI TENT(アライテント) │エアライズ2

「ヒマラヤからウラヤマまで」がコンセプトのアライテント。

山岳用テントとして開発されているため、最大収容人数3人まででありながら、軽量でコンパクトな収納性を実現しています。本体の収納袋とフライシートの収納袋が分かれているため、バイクパッキングもしやすいです。

前室は広くありませんが、調理をしたり、荷物を置いたりすることはできます。

アライテントの小型タープと組み合わせるのもおすすめです。

重量1.75kg(総重量)
タイプ自立式│1~2人用
前室あり(広くはない)
使用サイズ間口130x奥行210x高さ105cm
収納サイズ本体30x直径15cm、フレーム38cm
価格48,400円(税込)

\ARAI TENT(アライテント) のエアライズ2はこちら/

自転車キャンプでおすすめのテント収納方法

自転車キャンプのツーリング方法は2種類あります。

  • キャリアスタイル:サイドバッグ・パニアバッグでテントを積載
  • バイクパッキングスタイル:サドルバッグでテントをパッキング

収納①キャリアスタイル:サイドバッグ・パニアバッグでテントを積載

キャリアスタイル
出典:ORTLIEB

キャリアスタイルとは、自転車にキャリアを取り付け、キャリア(例:Ibera/イベラ)を介してサイドバッグ(例:ROSWHEEL/ロスホイール)やパニアバッグ(例:ORTLIEB/オルトリーブ)を装備し、キャンプ道具を積載するツーリング方法のことです。

多くの荷物を積載することがメリットですが、取り付け工具が必要であったり、時間・費用もかかることから、自転車キャンプ初心者には少し不向きかもしれません。

キャンプの経験を積み、キャンプにさまざまな道具を持っていくようになれば、多くの荷物を積むことができるキャリアスタイルはおすすめです。

収納②バイクパッキングスタイル:サドルバッグでテントをパッキング

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バイクパッキングスタイルとは、自転車を改造することなく、ロードバイクにバッグを取り付けて、キャンプ道具を収納するスタイルのことです。

主なバッグの種類には、フロントバッグ・フレームバッグ・サドルバッグなどがあります。

バッグの中でも特に容量の大きいものが、サドルバッグです。その容量10L~20Lのバッグまであることから、テントなどサイズの幅をとるキャンプ道具の収納に長けています。

バイクパッキングは、キャリアを取り付ける手間もなく、走行性も損なわないため、自転車キャンプ初心者でも気軽に始められるキャンプスタイルです。

サドルバッグサドルバッグにはさまざまなメーカーがありますが、なかでも自転車のアクセサリーを幅広く扱う台湾のメーカーTOPEAK(トピーク)は、40種類ものバッグを展開しており、機能性に優れていることから、人気を誇るメーカーの一つです。

自転車テント泊ではなく、ハンモック泊の選択肢もあり

ハンモック泊テント泊ではなく、ハンモック泊で過ごすことができるのも、自転車キャンプならでは。

テント泊と異なり、密閉されないことから、季節は夏に限定されますが、ハンモック(例:DDハンモック)+タープ(例:DDタープ)の組み合わせで過ごすハンモック泊は、キャンプ道具を軽量化できるため、ソロの自転車キャンプにおすすめです。

初心者には少しハードルが高いかもしれませんが、自転車テント泊に慣れてきたらハンモック泊のような野営スタイルにチャレンジしてみるのもよいでしょう。

まとめ

自転車キャンプでおすすめのテントを紹介しました。テントを選ぶ基準「軽量」「コンパクト」「快適」を参考に、お気に入りのテントを探してみてください。自転車キャンプ初心者の方なら、まずは1万円前後のテントからチャレンジしてはいかがでしょうか。

 

 

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