自転車キャンプの大きな楽しみのひとつが、食事。クッカーは、自転車旅・キャンプツーリングで必要な調理道具です。クッカーの持ち運びは意外とかさばるため、収納のしやすさがポイントになります。
クッカーが充実していると、自転車キャンプの料理の幅も広がるため、キャンプ飯を楽しみたい方はクッカー選びにこだわるといいでしょう。ただし、キャンプ初心者からすると、どのクッカーがおすすめなのか迷う方もいるかと思います。
この記事では、自転車キャンプ初心者向けに、クッカーの種類や選び方、軽量コンパクトでおすすめのクッカー、クッカーを使った料理を紹介します。
➾参考:
自転車ソロキャンプで食べるおすすめ料理は?最低限の道具で簡単調理
クッカーの種類・選び方は?形状・素材・収納で選ぶ
クッカーとは、鍋やフライパンなどの代わりになる野外用の調理器具です。(別名:コッヘル) クッカーの種類には、形状が縦長・横長のものや、チタン・アルミといった素材の違いがあります。
自転車キャンプでは、軽量コンパクトが重視されるため、3つのポイントに注目して選ぶといいでしょう。
- 形状:スタッキング(収納性)重視で選ぶ
- 素材:軽さ重視はチタン、調理重視はアルミを選ぶ
- 収納:メイン+蓋のソロセット用を選ぶ
選び方①形状:スタッキング(収納性)重視で選ぶ
バイクパッキングを最適化するために、スタッキング(収納性)にこだわりましょう。クッカーには持ち手を折りたたむことができるタイプもあるため、バックパックなどでも収納しやすい形状がほとんどです。
また、クッカーを重ねて収納する際に、クッカー内部にバーナーやODガス管を収納できる深さがあるとベストです。
- 縦長:収納しやすいが、口が狭いため調理しづらい
- 横長:口が広い方が調理しやすいが、収納には不向き
⇛参考:
自転車キャンプの持ち運びに便利な軽量バーナー5選!おすすめの種類・選び方・使い方は?
選び方②素材:軽さ重視はチタン、調理重視はアルミを選ぶ
素材には、軽さ重視のチタンと調理重視のアルミの大きく2種類があります。もう一つ、錆びにくさがメリットのステンレスもありますが、重量が重いため、自転車キャンプ向きではありません。自転車キャンプであれば、チタンかアルミを選ぶようにしましょう。
- チタン:薄く軽量。熱伝導率はいまいち。火の当たる部分が局所的に焦げやすい。
- アルミ:熱伝導率が高く調理しやすい、熱の広がりが均一。厚みをもたせる必要があり重くなりがち。
選び方③収納:メイン+蓋のソロセット用を選ぶ
ソロキャンプの場合、クッカーは最低限2種あれば十分です。蓋代わりでも使える浅いタイプとメインの深いタイプが1つになっているソロセットであれば、重量も300g前後で軽量化できます。
ただ、4種あると料理の幅が広がるため、重さに余裕のある方はクッカーの数を増やしても良いでしょう。クッカーは多ければ多いほど洗い物は増えてしまいますが、料理をしたり、お湯を沸かしたり、一時的に食べ物を装っておいたり、なにかと便利です。
自転車キャンプ向け!おすすめクッカー7選!
それでは、自転車キャンプでおすすめのクッカーを紹介します。
ソロセット 極 チタン│スノーピーク
種類 | チタン |
重量 | 195g |
収納サイズ | 直径110×131mm |
価格 | 7,920円 |
チタンパーソナルクッカーセット│スノーピーク
種類 | チタン |
重量 | 330g |
収納サイズ | 直径155×100mm |
価格 | 8,690円 |
アルミパーソナルクッカーセット│スノーピーク
種類 | アルミ |
重量 | 485g |
収納サイズ | 直径155×100mm |
価格 | 4,180円 |
チタンクッカー3点セット│ベルモント
種類 | チタン |
重量 | 200g |
収納サイズ | 14.2×13.8×6.4cm |
価格 | 4,156円 |
ライテック トレックケトル&パン│プリムス
種類 | アルミ |
重量 | 280g |
収納サイズ | 直径130×145mm |
価格 | 3.960円 |
アルパインクッカー ディープ11+13セット│モンベル
種類 | アルミ |
重量 | 482g |
収納サイズ | 直径135×175mm |
価格 | 5,800円 |
➾アルパインクッカー ディープ11+13セット│モンベルの詳細を見る
ソロクッカーセット│コールマン
種類 | アルミ |
重量 | 250g |
収納サイズ | 直径125×150mm |
価格 | 3,980円 |
クッカーで料理!簡単にできるおすすめソロキャンプ飯
クッカーの使い方は簡単。バーナーの上に乗せるだけです。焚き火による直火調理ではクッカーが焦げる可能性あるため、気をつけましょう。バーナーとクッカーを使ったキャンプ料理はこちらの料理が手軽でおすすめです。
- 鍋料理
- アヒージョ
- カレー
- ご飯・米・炊飯
- カップ麺
- コーヒー
➾参考:
自転車ソロキャンプで食べるおすすめ料理は?最低限の道具で簡単調理
まとめ
自転車キャンプでおすすめの軽量でコンパクトなクッカーを紹介しました。収納性に優れた自分好みのクッカーで、自転車キャンプでの食事を楽しんでみてください。